髪のお話


 

時代はバイオからDNA...すさまじいスピードで進化しています。

 

本当に髪に必要なことを考えてみました。

 

ここでは、基本の毛髪に関して知っておいて欲しいことを


旧・毛髪理論


  • 昔は「きれいな髪」はカラスの濡れ羽色...と言われていました。
  • ツヤは「水分の保持能力」と「皮脂の分泌量」と考えられて、椿油 ビン付油で出すものでした。
  • クシもつげのクシは使い込むとツヤが出ると言われてました。
  • 猪毛のブラシでブラッシングするとツヤが出る...と考えられていました。

現代のダメージの原因


  • 日々の生活からのストレスによるダメージ
  • 紫外線...からの活性酸素によるダメージ
  • 過剰なダイエット...栄養不足によるダメージ
  • 繰り返すパーマ、カラー...によるダメージ
  • 頭皮環境をより良いものに
  • 何よりもキューティクルの再生
  • 髪内部の栄養補給

最新・毛髪理論


  • 子供の頃 ツヤがあるのはダメージがなく、キューティクルは剥がれていないから(天使の輪)
  • キューティクルは半透明の薄いもので、毎日のブラッシングだけでもはがれる。
  • パーマ、カラー...薬品でもキューティクルは溶ける

大事なキューティクルがないと...


  • キューティクルは毛髪内部のふたの役目をしています。
  • これがないということは、中身(水分、間充物質...栄養分)が流出すると言うこと。
  • キューティクルがないと光が乱反射し、「ツヤ」がなくなる
  • キューティクルが整列していると光はキレイに反射し、ツヤが出る
  • けっして脂のテカリではない
  • 子供の「天使の輪」はこのことで、大人になるほど、パーマ、カラー、スタイリング剤...で、ツヤがなくなるのもうなずけます。

キューティクルの保護


  • 保護と言っても薬品で行うとキューティクルが「溶ける」ので逆効果
  • コーティングすると剥がれるときにキューティクルも剥がす。
  • 元々の自然なキューティクルや毛髪内部の接着剤は「セラミド
  • セラミドは接着の他、水分保持、外部の刺激緩和、バリア機能あり

髪の熱変性


  • 乾かす、カタチづける...日々のスタイリングに欠かせない「ブロー」
  • ただ、ハンドラの吹き出し口の温度は100℃を超えるものも...
  • 髪はタンパク質ということから、怖いのは60℃から始まる「熱変性」→80℃で完全に硬くなる